第3回の勉強会は「データの可視化・見える化」「インタビューテーマ決め」について学びました。
前半は、データの可視化・見える化について、「MY CITY FORECASTあなたの街の未来予想」や「浦安市市民団体チームURA-CIMA」の事例をもとに、行政のオープンデータや統計データ等を地図化(GIS化)したり、ビジュアル化について学びました。現状の把握や将来の推計を説得力のあるわかりやすく表現するツールとして、GIS化が有効であることを知りました。
MY CITY FORECASTあなたの街の未来予想
チームURA-CIMAが作成した地図一覧
後半は、2月から行うインタビューのテーマ・項目について検討しました。
インタビュー項目にもとづき、状況や気持ちを淡々と聞くパターンに陥りがちですが、「なぜ?」「なんで?」「どうしてそう思いましたか?」と深堀りをして、本当の原因=真因を導けるようインタビューする必要があること。
また、ハッピーエンドだけでなく、「もしそれがダメだったら」「仮に、その状態が3年続いてしまったら」とバットエンドの状況もイメージしてもらい、「そうならないために必要なもの」を見出すことも大切であることを学びました。
今回の地域デザインラボでは、「県内の若者の心象風景から行政施策を導き出す」をテーマに、インタビューを展開しています。
第一弾として、今の若者たちの実態・考え方・価値観等を知るために、身近なテーマをもとにインタビューをし、その結果をもとに、今の若者が感じている課題や不満、不安からテーマを絞り、第二弾として深堀りインタビューをする予定です。